はじめての開発案件と最強の助っ人

 

こんにちは、ヨチ﨑です。

ご無沙汰の投稿となります。

私が初めて開発案件に入ったとき、案件を乗り切れるコツをとある人から教えていただきました。

今回はその事を書こうと思います。

 

最強の助っ人の登場

今から約1年半前、GITに入社して5カ月くらい経った頃、

初案件が終わってすぐに、タイミング良く開発の案件に入る事が出来ました。

この案件はサーバー側とフロント側の両方を作る案件でした。

GITの研修でしか開発らしい経験が無かったので、当然と言えば当然ですがちゃんと出来るのだろうかと不安でした。

 

サーバー側はJava(Springboot)で作るものでした。

Java、SpringbootはGITの研修で学んだものだったので、なんとかなるかなーって気もしていましたが、

フロント側はReactというもので書かれていて、しかもMaterial UIというライブラリを使用していました。

普通のHTMLのタグと若干違ったものが書かれていて戸惑いましたし、最初はReactがとにかく難しく感じました。

※Springbootとは何ぞや、Reactとは何ぞや、Material UIとは何ぞやという方は是非調べてみてください。

 

さて、いざ案件初日。

環境構築からして初めての事が多く、苦戦していた私に思わぬ助っ人が現れました。

なんと、社長の中平さんです。

「俺に任せろ!!!!!」と言わんばかりの勢いで、環境構築を一緒になってやってくれました。

そしてそのあとも色々なことを直接時間を使って教えていただきました。

アドバイスいただいたものの中から、いわゆる「案件を乗り越えるコツ」的なものを紹介したいと思います。

 

いつ如何なる時も「議事録」を取るべし

経験が少ないうちは当たり前ですが、とにかく知識が乏しいです。

毎日周りの人が知らないIT用語で様々な会話を繰り広げている光景に圧倒される日々です。

「よく分からないけど、まぁいいか!」なんて考えていると後で本当に困ったことになります。

中平さんはまず最初のアドバイスとして「打ち合わせがある度に欠かさず議事録を取る事」と教えてくださいました。

 

そして後で議事録の中から自分が知らない単語、用語、技術についてひたすら調べます。

そうすると「なるほど、今朝の会話はこういう意味だったのか~」なんて見えてくるわけです。

この案件に参画していた7カ月の間、朝礼や人と会話する際には必ず議事録を取っていました。

効果は絶大でした。

 

報告は「事前に書き起こしておく」べし

また毎日の朝礼での作業進捗報告を行う際に、最初は何を話したら良いかも分からず、

「とりあえず環境構築しています」とか「設計書を読んでます」みたいな曖昧な報告をしていました。

見かねた中平さんが私の横にやって来て言いました。

 

「PM(プロジェクトマネージャー)にツッコミをされない報告を事前に用意しなさい」と。

そう言われてもどんな事を報告したら良いのか分かりません。

そこで中平さんはさらに具体的にアドバイスくださいました。

・今は(昨日まで)何をどのくらいのペースでやっているのか
・それは前倒しなのか、オンスケなのか、はたまた遅延しているのか(と、その理由も)
・どのような課題があるか(ない場合はハッキリ課題はないです、と伝える)
・今日は何を、どこまでやるのか
・その中で困ったらどうするのか(誰にアドバイスをもらいます、とか残業して対応します、とか)

上記のようなことを読み上げるだけで報告になるように、事前にメモしておく事で日々の報告が簡潔になると…。

実際にやってみると、開発メンバーで一番スキルも経験もない自分が、一番ツッコミが少ない状態になりました。

これまた効果は絶大なものでした。

 

何を作るかをまずはイメージ付けるべし

環境構築が終わったタイミングでPMさんから「ヨチ﨑さんは〇〇機能を作ってください」と指示いただきました。

「他の人が先行して作ったものが少しあるから、それを参考にできるかも」と言ってもらえたので、

とりあえず他の人の書いたコードを見てみました。

 

一生懸命コードとにらめっこしますが、時間が過ぎていくだけで何をしたら良いのか一向に見えてきません。

またまた見かねた社長がやって来ました。

「まずその人の作っている箇所の設計書全部を探して並べてみると良い」

さらに、

「画面の設計書を並べて見て、全部で何画面あるのか、どの画面が繋がっているのか、各画面どんな機能があるのかをイメージしなさい」

というアドバイスをしてくれました。

 

どれが関係のある設計書なのか調べるところからでしたが、言われたとおりに集めて並べて見てみました。

画面数や画面の構造、各画面の機能をなんとなく把握した状態で、もう一度他の人が書いたコードを見ていると、、、

「あ、この記述はこの画面のここの処理を書いているのかも」というのが急に見えてきました。

そして「自分の作る機能はこういうものだから、ここは参考にできるかも」という部分が見つかってきました。

当たり前ですがまずは設計書やドキュメントを把握することが大切なんだと気付かせていただきました。

 

まとめ

この開発案件ではサーバー、フロントどちらのプログラミング技術も学ぶことが出来ましたし、

何より日々の業務をスムーズに行うコツを学ぶことが出来ました。

中平さんからこの案件の中でいただいたアドバイスはまだまだたくさんありましたが、

とても書き切れないので今回はここまでにします。

 

正直、忘れてしまったアドバイスも間違いなくありますが

この案件での経験は今でも私の中でしっかり活かされています!

中平さんには本当に感謝しています!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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