ノートパソコンを分解してみた

はじめまして。

群馬事業本部のねぎっちです。

先日、社内の有志でノートパソコンを分解する機会がありました。

普段何気なく使っているパソコンですが、

「実際の中身はどうなっているのか?」と気になったことはありませんか?

今回、実際に分解してみて感じたことをお話ししたいと思います。

 

はじめに… パソコンの構成、知っていますか?

パソコンの中には、いくつものパーツが組み合わさり、それぞれが役割を持って機能しています。

主に以下の内容で構成されています。

・CPU(中央処理装置):パソコンの「頭脳」と呼ばれる部分。すべての処理を担当する超重要パーツ。

・GPU(グラフィックス処理装置):画像や映像の処理を担当するパーツ。近年ではAI分野での高度な演算にも欠かせない存在です。

・メモリ:作業データを一時的に保存する場所。大きいほど快適に動作します。

・ ストレージ(SSD/HDD):データを長期間保存する記憶領域。最近はSSDが主流で、大きいほど多くのデータを保存できます。

・マザーボード:すべての部品を接続する基板で「神経系統」のような役割を担っています。

これらがうまく連携して、私たちが普段使うアプリやシステムを支えています。

 

いざ、分解! その手順は?

基本的な流れは以下のとおりです。

・ ネジを外す:まずはパソコンのケースを開けるためのネジをゆっくり外していきます。

・ カバーを取り外す:慎重にカバーを開けると、内部のパーツが見えてきます。

・ パーツの確認:CPUやメモリ、ストレージの位置をチェック!意外とコンパクトな作りに驚きます。

・ 取り外し作業:各パーツを一つずつ外しながら、それぞれの役割を確かめます。

部品によっては、ネジの位置が分かりづらいところもあるのでご注意を!

 


また、静電気を帯びた状態で、部品に触れると故障の原因となることがあります。

今回分解したノートパソコンはジャンク品(2000年代製!)だったため必要なかったのですが、

分解する前に金属や静電気除去シートに触れて体内の静電気を逃がしたり、

静電気防止用ゴム手袋をはめて作業を行うなどの対策が必要となるので注意してください。

※パソコンを分解する際の注意点について、こちらのサイトに分かりやすくまとめられていたので、ぜひ参考にしてください。

 

分解完了!!

分解したノートパソコンはこんな構成になっていました

実際に分解してみると、

「パソコンってこんな風に作られているんだ!」と視覚的に理解ができて面白いです。

 

分解して感じたこと

 

パソコンを分解し、実際に触れてみることで

「なるほど、これが処理をする部分か」「このパーツがデータを保存しているのか」

と、自然と理解が深まります。

 

プログラミングを始める際、ハードウェアの仕組みを知っておくと

「コードを書いたとき、パソコンの中で何が起きているのか」

がより鮮明になります。

そんな「つながり」を実感できるのも、分解の魅力かもしれません。

 

最後に…

私たちの会社では、未経験からプログラマーになったメンバーが多数活躍しています。

ITに挑戦してみたいという方は、まずは身近なパソコンに目を向けてみるのもおすすめです!

少しでも「ITの仕事って、意外と面白そうかも」そう感じてもらえたら嬉しいです。

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