こんにちは、群馬事業所のマネージャ、細P(仮名)です。
以前の記事で、同じく群馬事業所の勇者相上さん(仮名)より
最近のコロナ影響でシラバス変更となりました FE – 基本情報技術者試験 についての概要紹介記事がありましたが、
FE – 基本情報技術者試験について
こんにちは、群馬事業所の勇者相上(仮名)です。 今回は基本情報技術者試験について紹介いたします。 まず、基本情報技術者試験の受験人数と合格率の推移グラフ。 最近、合格率があがっています。 理由はさておきエンジニアとしては持っておいて損はない基本情報技術者試験です。 概要 概要 –...
受験の際、細Pが思うところの対策のコツについて、今回は午前の対策にフォーカスを当てて幾つか述べてみたいと思います。
午前のコツ〇「過去問をインプットしよう」
午前試験(四択問題)の対策ですが、実も蓋も無い結論から先に書くと
「過去問をひたすらインプットしておく」
です。
基本情報に限らず上は高度情報(午前I)から・エントリーはITパスポートに至るまで
例年「試験問題の半分は過去と同じ問題が出題される」と言われており、
細Pは全て受けましたが、いずれも大体実際そう(当日の体感で4割位)でした。
これはコロナ影響でCBT方式になった現在もあまり変化は無いようです。
午前のコツ〇「過去問をインプットしよう」 どれだけ有用か?
例えば、受けた試験で過去問が4割出たとします。
この過去問4割を全てインプット出来れていれば、
過去問以外の問題を「あと1割自信を持って正答出来ている」状態にあれば
何しろ午前の試験は4択なので
あとはサイコロ振った鉛筆を転がしたランダム回答しても、期待値で受かります。
ちょっと暴論ですが・・・。
例えば、受けた試験で過去問が5割出たとします。
この過去問5割を全てインプット出来れていれば、
過去問以外の問題を「あと1割自信を持って正答出来ている」状態にあれば
後はサイコロ振って回答しても
100%大丈夫ですね!
ちょっと暴(後略)。
結局午前の得点が合格に届かない理由の殆どは、
この過去問をインプット出来て試験に臨めている割合が低いため
当日に「自信を持って正答出来ている」
必要な割合が高くなってしまうから
に他なりません。
午前のコツ〇「過去問をインプットしよう」しくじりパターン
「過去問はやった」
と試験前には話聞いていたけど、
いざ試験の結果報告を聞くと、午前の得点が足りず落ちた。そんな場合は
過去問を何年分インプット出来ていたかを点検してください、と伝えています。
これも自身の体感ですが:
過去2年分で大体2割位が出題カバーされており
過去6~7年分やると大体4割位がカバーされ一周する
ように見受けられます。
「過去問はやった」==「過去問は(2年分位)やった」だと、多分足りてません。
問題集、Webの過去問サイト等でもっとインプットする年数を広げる必要があります。
午前のコツ〇「過去問をインプットしよう」初挑戦のあなたへ
アタリマエですが。。。誰でも1回目は初挑戦です。
ここでまずは参考書を買ったり、学習できるサイトを見たりと始めますが
大体は「学習・説明」のパートと、「問題・テスト」のパートに分かれています。
参考書1冊目を手に取ったあなたの、お奨めのパターンはこうです:
①まずは問題・テストを全部やって回答もインプットする。意味は分からなくてよい。
②学習・説明のパートを始める。�進める中で、問題・テストの中で「意味が分からなかった」箇所を関連付けていく。
③再度、問題・テストのパートを行う。意味が分かる箇所が増え、正答が上がる。
④②~③繰り返す。
大体は、問題・テストのパートは参考書の後半です。後半から始めましょう。
真面目に1ページ目から読み出すと、(もちろん知識上は大事ですが)説明の要点がどう問題に結びつくか分からず、理解にエライ時間がかかります。で、挫折する。とか。
午前のコツ◎「インプットにもやり方がある」
前頁で参考書が1冊読了した状態になったら、
次は過去問のインプット周回にひたすら入ると良いです。
インプット量は多ければ多いほど良く、「基本」情報ですから、学習した上ですごく難解と言う問題はほとんどありません。やればやるほど、得点が伸びるのが実感出来るでしょう。
ただ、過去問は6~7年分やると良い、と先にも書きましたが
やはり、そこそこ大変な作業ではあります。
もちろんそれぞれ何らかの試験対策を持っているかも知れませんが
自身の行っている、少し効率が良くなる過去問周回方法を1つ伝えます。
午前のコツ◎「インプットにもやり方がある」多分これはやっているだろう
細Pはこうしてます。
午前のコツ◎「インプットにもやり方がある」�「△」って何ゾや
これは勘の良い方なら
すぐ分かったかも知れませんが
自信無く回答したけど取り合えず合ってしまった
(先の「ランダム回答で正答」に相当)
を「△」でチェックします。
2周目以降も「△」である限りは
やり直す対象にします。
これは計算問題をチェックしています。
計算問題、単純に暗記出来ない問題は
2周目以降も常に(●であっても)
やり直す対象にします。
「正答が合格率に達した」。直前に。
試験直前に正答率が合格率に達する目標で進めていたら
当日の成否は50%の運頼みです。
これもアタリマエな事しか書いて無いのですが
記憶(インプット)の定着には時間がかかります。
と言う訳で、今の話は「インプットの仕掛けを早く」に集約されますが
1つ大事なコトを忘れてました。
試験は午後もあります。
午後だって、試験直前に正答率が合格率に達する目標で進めていたら
当日の成否は50%の運頼みなのは一緒です。
理想を言えば、午前・午後含めて1ヵ月前には合格ライン超えているとすると
午前だけで言えば3ヵ月前には合格ライン超えている
マイルストンとなるように、本来は学習スケジュールを長期戦で組みます。
午前のコツ◎「インプットにもやり方がある」�しくじりパターン
「〇〇週間で合格しました」とかの体験記
Webサイトの報告での「〇〇週間で合格しました」とか「1ヵ月で合格しました」の短期間合格体験記事は、大体フカシなので鵜呑みにしないこと。
例え真実だったとしても、これが成立するのは大体以下の2パターンです:
①学習(インプット)のために24時間使える人。学生とか。
②プロの犯行。�例えば数年前に新設された下位のセキュリティマネジメント(SG)試験などは、業務精通している人ならそもそも予備知識あるので、大して学習しなくても合格は見込めるでしょう。でもそういう話じゃ無いわよね?
「試験の合格をゴール」とした、自身で行う長期のプロジェクトだと思って
堅実に取り組みましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
基本情報処理試験を受けられる方の役に立てれば幸いです。
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