みなさんこんにちは。石★PARAです。
突然ですが、皆さんは現在の職業・仕事を何歳まで続けられていると思いますか?
途中で転職したり、独立して起業したり、定年まで働いたり、再雇用されたり、自営業だったり……。
人によって、いろいろなキャリアプランがあると思います。
何故こんな書き出しから始めたかというと、私の好きな競馬の話になるのですが、
今年の2月17日、日本の中央競馬で最も有名な騎手、武豊騎手がデビュー38年連続JRA重賞勝利を果たし、
そのときのインタビューでの受け答えが印象に残っているからです。
このインタビューで、武豊騎手は「あと20年続けたい」と答えていますね。
この時点で54歳(3月に誕生日を迎え、現在は55歳)、
あと20年となると74歳……
まあさすがに74歳でも競馬の騎手を続けているなんて、本人も半ば冗談で言っているとは思いますが(笑)。
しかし競馬ファンからは
「武豊ならやりかねない」
「まだまだGI勝ち続けそう」
という声もあり、私もちょっぴり楽しみであります。
(ちなみに、地方競馬には60歳代で未だ現役の騎手もいらっしゃいます)
彼(=武豊騎手)は競馬が好きで、自分が競馬(=騎手)を辞める姿を想像しておらず、
肉体的に続けられるうちは、騎乗依頼があるうちはまだまだ続けたいと、
そう考えており、ずっと競馬のことを考えているそうです。
自分で選んだ職業に就き、肉体的あるいは精神的に限界が来るその日まで続けたい、続けられていたら……
そんな風に考えられるのって、素晴らしいですよね。
そこでふと、果たして自分はどうか?なんて考えました。
紆余曲折を経てこの業界に自ら選んで入り、なんとかやっているのが現在。
この後10年、20年と続けて、そのときまだIT業界にいられているかどうかわかりませんが、
果たして「まだ20年続けたい」なんて、言えるのだろうか?と。
できることなら、20年後もまだこの業界にいたいと(今は)思っていますし、
20年後も「まだ20年続けたい」と言えるようになっていたい
そんな風に思いますね。
さて、去る5月26日、府中の東京競馬場にて日本ダービーが開催されました。
東京優駿(日本ダービー)は競馬の祭典とされ、
このレースに勝利することは、すべての競馬関係者(ホースマン)の憧れであり、
最高の栄誉とされています。
そのようなレースを、武豊騎手は最多勝利騎手として6勝をマークしており、今年は7勝目がかかっていました。
そんな武豊騎手騎乗のシュガークン号の結果は……7着。
惜しくも日本ダービー7勝目とはなりませんでしたが、
1着のダノンデサイル号に騎乗した横山典弘騎手も、56歳3か月での勝利となり、
武豊騎手の保持する日本ダービー最年長勝利記録、JRA・GI最年長勝利記録をともに更新しました。
また、「今日が91回目の日本ダービーだから、100回まで乗りたい」とコメントしており、
横山典弘騎手もまた、“生涯現役”であり続けることを宣言しました。
両名の今後のご活躍にぜひとも期待したいですね。
日本の中央競馬では、日本ダービーが開催されたあと、
次世代の新たな若駒たちが続々とデビューする新馬戦が開催され始める時期に突入します。
競馬ファンの間では、「ダービーに始まり、ダービーに終わる」とも言います。
ここからまた新たな一年がスタートするわけですね。
これからデビューする新馬たちがいくつか勝利を重ね、1年後の日本ダービーに集います。
目を見張るような注目の1頭は現れるのでしょうか。
まだ見ぬ未来のHEROは一体どの馬になるのでしょうか。
こちらにも、注目していきたいところです。
すべては、この熱き日のために――。
石★PARA