入社1年目の可能さん(仮名)のインタビューです。
顔出しNGだったので本人のイラストいただきました。
好きなことで自分で生きていくにはどうすればいいかを考えて
──今までどんなことをされてきたんですか?
20代の頃はいろんな仕事しつつ、ふらふら。
非正規での仕事を色々転々としてきました。
デザイン会社の仕事を退職後、アイルランドとオーストラリアのワーキングホリデーに行ってました。
オーストラリアから戻ってきて
データ入力の仕事をしてるうちに、
非正規での仕事は給料があがらないことが実感としてわかりました。
結婚・恋愛に興味がないので、
好きなことで自分で生きていくにはどうすればいいかを考えて、
昔からPCが好きだったことに行きつきました。
10年前にIT業界に進もうと一度考えて求人広告を見た事がありましたが、
氷河期がちょうど終わりかけくらいの時でまだ求人がほとんどありませんでした。
今回最後のチャンスだなと30半ばに差し掛かり、就職活動をしていました。
「エンジニアなりたいです!」でならせてもらえる会社はなかなかない。
あっても、エンジニアと関係のない仕事を任される会社だったりするので、
まずはなにかしら身につけないといけないと考えました。
地方の職業訓練校に参加し、C言語を学びました。
ちょっと勉強したくらいでは無理かもしれないと思い、基本情報資格も在籍中に取得しました。
面接でしっかり人を見る会社は社員もちゃんとしていました
──なんでGITに入社されたんですか?
いろんな企業をみてて、バランスがよかったからが一番大きい理由です。
給料がめちゃくちゃ低いところや、エンジニアの仕事を任せられない企業もあると聞いていたので。
あとはグローバル展開を打ち出してたところと、選考回数が多く、ちゃんと人を見ようとしてくれてると思いました。
今までの経験上、面接でしっかり人を見る会社は社員もちゃんとしていましたので。
──研修・職業訓練で活躍していた方に共通点はありましたか?
はい、活躍していた人は二通りいました。
1つ目は知的好奇心の旺盛な人。頭の回転が早く、知恵がある人。
こちらのタイプの人は前職ちがうことやってても関係なく成長し、どんどん成果を出していたイメージがあります。
もう1つは
工業系高校卒の人。
元々興味を持っている人が多く、技術が好きだというのが伝わってくる感じです。
──研修受けて・よかったこと、おもしろかったこと
論理的思考。
結論から話すことが癖づいてよかった。
あとはJavaがはじめてで不安でしたが、 実際取り組んでちゃんと最後まで研修を修了することができました。
この成功体験は自信にもつながっています。
あとはC言語とJavaの共通性を理解できたことも研修をしてよかったことです。
──研修でつらかったこと
未経験の言語に対して、
スケジュール決めるっていうのは無茶ぶりで辛いけど、
基本はやってやるぜ!の感じだったので今思えばいい経験です。
入社してからのギャップはあまりありませんでした。
なんとなくですが、もっと厳しいと思ってました。
職人気質なエンジニアばかりがいて、怒号が飛び交っていたり、新人にあたりがきつかったり想像してました。
でも、社員の人たちがとても優しくて、技術をしっかり教えようとサポートしてくれたのは、入社前との一番のギャップです。
──加納さんの今後の目標は?
いっぱいあります。
まずは技術をとにかく高めたい。応用情報の資格を今年の秋に受けます。
あとは外国が好きなので、海外支社ができたらそっちで働きたいと思っています。
海外でも通用する技術力をつけて、いつかの外国支社のために日々勉強し続けます。
──エンジニアのプロフェッショナルとは?
・臨機応変に対応できる人。
プログラム作る状況で、あえて長くてもわかりやすくしたり、コンパクトにまとめたりを状況で変えられる人です。
アセンブラバリバリかける人、高い技術もってるのにひけらかさない人。
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